豊田自動織機、自動運転リフトを公開 荷役を効率化

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2019/10/8 17:57
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豊田自動織機は8日、屋内外で自動で荷物をトラックなどに荷役できる自動運転フォークリフトを報道陣に公開した。従来技術では物流倉庫など屋内の定位置にのみ荷役可能で、利便性を高めた。人手不足に陥る農業や物流業などで活用を見込む。2020年に実証実験を始めて、早期の実用化をめざす。値段や発売時期は未定だ。

豊田自動織機は屋外でも荷物を自動で運搬するフォークリフトの開発を進める(8日、半田市)

豊田織機は屋内外の区別なく自動走行して、定位置にないトラックのコンテナなどにも荷役できるフォークリフトの開発を進めている。

フォークリフト前方のカメラで、パレット(搬送用の荷台)についた白黒マーカーを検知する。パレットの場所や角度を把握して、斜めに置かれたパレットにも真っすぐに進入できる経路を生成して荷物を持ち上げる。その後、リフト上方のセンサーでトラックの位置を把握して近づき、コンテナの傾きや空きスペースを把握して自動で荷役する。

同社はまず20年に北海道鹿追町で、野菜の集荷場でパレットを自動で運べるかの実証実験を始める予定だ。荷物を載せるパレットがゆがんでいたりしても位置を正確に把握できるかを確認する。将来的にはパレットにマーカーがなくても位置を把握できるようにする考えだ。

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