日経平均反発、終値212円高 円安進行を好感

2019/10/8 9:11 (2019/10/8 15:27更新)
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8日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比212円53銭(0.99%)高の2万1587円78銭で終えた。外国為替市場で円相場が一時、1ドル=107円台半ばまで円安・ドル高に振れ、輸出企業の採算悪化懸念が後退した。国慶節の連休で前日まで休場していた中国・上海株式相場が上昇したことも支えとなり、上げ幅は一時250円を超えた。

円安・ドル高を受け、株価指数先物を売り持ちする海外短期筋の買い戻しが入り、現物株を押し上げた。中国・上海株を含めアジア各国・地域の株価指数が総じて上昇したことも、投資家心理を上向かせた。

ただ、午後は新規の手掛かり材料が乏しく、膠着感が強まった。米中閣僚級通商協議を控え、ヘッドライン(ニュースの見出し)で相場が振れるリスクも警戒され、積極的に買い持ち高を増やす姿勢は限られた。14時発表の9月の街角景気も材料視する向きは少なかった。東証1部の売買代金は概算で1兆9104億円と、3営業日連続で節目の2兆円を下回った。売買高は11億1328万株だった。

JPX日経インデックス400は反発。終値は前日比114.59ポイント(0.81%)高の1万4181.18だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、13.75ポイント(0.87%)高の1586.50で終えた。業種別TOPIXは精密機器や金属製品、石油石炭製品の上げが目立った半面、保険や電気・ガス、空運が下落した。

東証1部の値上がり銘柄数は1711と、全体の8割弱を占めた。値下がりは372、変わらずは70銘柄だった。

アドテストやSUMCO、スクリンが大幅高。丸紅が上昇し、トヨタやSUBARUがしっかり。NTTや花王も堅調だった。一方、セブン&アイやキリンHD、味の素が下落。SOMPOが軟調だったほか、三井不や住友不が安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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