NYダウ反落し95ドル安、米中協議控えリスク回避

2019/10/8 5:36
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【NQNニューヨーク=古江敦子】7日の米株式相場は3営業日ぶりに反落した。ダウ工業株30種平均は前週末比95ドル70セント(0.4%)安の2万6478ドル02セントで終えた。週後半に開かれる米中貿易協議の不透明感から、運用リスクを回避する動きが広がった。ただ、米中が部分的に合意するとの観測から買いが優勢となる場面もあり、方向感に乏しかった。

中国の劉鶴(リュウ・ハァ)副首相が、10~11日に予定される米中協議について「中国の産業政策や国有企業への補助金削減など構造改革は提案しない」と述べたと6日にブルームバーグ通信が報じた。協議が難航するとの見方から売りが先行し、ダウ平均は朝方に一時149ドル下げた。

ただ「中国は米国産の農産物やエネルギーの輸入交渉に集中する」とも伝わっており、内容を見極めたいとして積極的に売り込む動きは限られた。両国が農産物輸入などで部分的に合意し「一段の報復関税を回避できれば世界景気の減速に歯止めがかかる」(スウォーズモア・グループのカート・ブランナー氏)との見方から買われる場面もあり、ダウ平均は一時82ドル高となった。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は前週末比26.180ポイント(0.3%)安の7956.294で終えた。

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