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米中、10日から貿易協議 閣僚級で2カ月ぶり

【ワシントン=鳳山太成】米ホワイトハウスは7日、貿易問題を巡る中国との閣僚級協議を10日からワシントンで開くと正式に発表した。開催は約2カ月半ぶり。米側は知的財産権の侵害や技術移転の強要など中国の構造問題を話し合うとしている。トランプ米政権が10月15日に対中制裁関税を拡大する構えをみせるなか、対立の激化を避けるための妥協点を見いだせるかが焦点だ。

米中閣僚級協議は7月末に上海で開いて以来となる=ロイター

協議には米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表とムニューシン米財務長官、劉鶴(リュウ・ハァ)中国副首相が参加する。11日まで開かれる見通し。今週前半にまず事務レベル協議を開いて地ならしを進める。

米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長は7日、米FOXテレビで中国が足元で米農産品の購入を増やしていることを挙げ「何らかの新しい進展があるかもしれない」と期待感を表明した。トランプ大統領がバイデン前副大統領の息子を調査するよう中国に求めたことについては「貿易協議と関係ない」と強調した。

米ブルームバーグ通信は7日までに、中国の劉氏が最近、産業政策や政府補助金の改革を約束しない方針を米側に伝えたと報じた。トランプ政権は国有企業の優遇や過剰な補助金を問題視して是正を求めている。

米政権は15日、2500億ドル(約27兆円)分の中国製品への追加関税を現在の25%から30%に引き上げる予定だ。交渉に進展がなければ予定通り制裁が拡大され、貿易戦争が再び激しくなる可能性がある。

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