罹災証明申請5万件 千葉県内の台風被害

2019/10/7 20:05
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千葉県は7日の県議会総務防災委員会で、台風15号での罹災(りさい)証明書の発行申請件数が県内全体で約5万件(4日時点)にのぼると報告した。申請を受け付けた市町村は人手不足から対応が間に合わず、交付件数は約2万件にとどまっている。県は被災市町村に応援職員を派遣しているが、被害調査など膨大な事務量に追いつけないのが実情だ。

県の集計によると、台風で損壊した住宅は全壊195棟を含む3万4165棟(7日午後3時時点)。被害が大きかった房総半島南部を中心に実態の把握が遅れており、住宅被害はさらに広がる可能性がある。

同日の委員会では県の初動対応の遅れを指摘する声が委員から相次ぎ、岡本和貴・防災危機管理部長は「情報があまりなく混乱もあったが、もっと早い段階で災害対策本部の設置を知事に進言すべきだった」と反省の弁を述べた。県が対策本部を立ち上げたのは台風通過の翌日、9月10日午前9時だった。

県は台風15号での市町村との連携や情報伝達のあり方を今後検証し、初動対応の課題や反省点を洗い出す方針だ。

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