浜田氏公約、関西と連携強化が柱 高知知事選

2019/10/7 19:34
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11月7日告示・24日投開票の高知県知事選に無所属で出馬する元総務省総括審議官の浜田省司氏(56)は7日、高知市内で選挙公約を発表した。尾崎正直知事から後継指名された経緯を受け「尾崎県政の路線を継承する」としたものの、独自の政策として2025年国際博覧会(大阪・関西万博)を控えた関西圏との連携を強化する考えを示した。

高知知事選で出馬予定の浜田氏

高知知事選で出馬予定の浜田氏

「県政浮揚を目指して」と題した政策は経済、教育、南海トラフ地震対策など8分野への取り組みを示した。経済は自身が大阪府副知事として万博を誘致した実績を背景に「(その当時の)人脈を生かして有識者会議を設けたり、県庁内に専門組織を新設したりして関西圏の活力を高知にもたらす」と強調した。特に「関西を訪れた観光客を呼び込む」とした。

尾崎県政の主要な経済政策は踏襲する。特に地場産品を県外に売り込む「地産外商」をさらに進めて若者の雇用の場を創出するという。

浜田氏は東日本大震災の際、消防庁予防課長だった。当時、福島に全国から救急隊を集めて救急隊員に放射能の線量計の確保などに取り組んだという。南海トラフ地震対策にも自らの経験を生かし、高知で不測の事態が起これば「トップダウンで指揮する」と述べた。

告示まで1カ月となったが出馬を表明しているのは自民、公明が推薦する浜田氏だけ。共産などが候補者の擁立を模索しており、知事選の構図は固まっていない。

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