フクビ化学、和紙の風合い生かした内装材

2019/10/7 18:19
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フクビ化学工業は手すき和紙の風合いを生かした内装パネルを発売した。酸化マグネシウムの板に和紙を貼り、表面に不燃性や防汚性を高めるコーティングを施した。不燃建材の認定を取得したため、大型のホテルや商業施設といった外国人が多く利用する施設への採用が可能で、月100枚程度の売り上げを目指す。

フクビ化学工業が開発した和紙を使った内装パネル

商品名は「不燃手すき和紙化粧板 越柊(こしゅう)」で横幅930ミリ、高さ1850ミリ、厚さ3.2ミリと一般的なふすまとほぼ同じ大きさ。和紙卸の杉原商店(福井県越前市)の和紙を使用し、模様は6種類を用意した。価格は1枚5万円。

パネルに使用する杉原商店の和紙の9割は、コーティングなどをしなくても不燃性建材に接着するだけで不燃材として認定されている。ただ、建材との貼り合わせなど施工には熟練した職人の技術が必要だった。フクビ化学のパネルなら一般的な化粧板と同様に施工できる。車載パネルなどにも使われる同社の薄膜コーティング技術を生かして和紙の手触りや見た目が変わらないように工夫も施した。

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