首都圏の戸建て住宅価格、下落基調に 民間調べ

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2019/10/7 18:01
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首都圏の戸建て住宅価格が下落基調となっている。東京カンテイの調べでは、首都圏(1都3県)の新築一戸建ての平均価格が8月は前月比8%安い3675万円で、2カ月続けて下落。東京都の下げ幅が大きく、3カ月連続のマイナスとなった。一方、中古も4.1%安い3268万円。高いと言われた販売価格が調整局面に入った可能性もありそうだ。

調査の対象は敷地面積が100~300平方メートルの木造(土地含む)一戸建て住宅で、最寄り駅まで徒歩で30分かバスで20分以内の物件。

新築では東京23区の販売価格が今年2月に直近のピークとなる7098万円を付けて以降、7月まで前月比マイナスが続き5971万円に下がった。8月は6591万円に上がったものの「一時的な動きと考えられる」(井出武・上席主任研究員)という。

首都圏の平均価格で新築と大差のない水準にある中古も、東京都の8月は若干のプラスとなったが、23区に限れば7月に10.1%下がって9000万円を割り込み、8月も3.5%安い8288万円となった。神奈川、千葉、埼玉各県の8月は前月から下落した。

井出氏は「今年に入ってから客足が鈍り、売れ行きにややブレーキがかかってきた。これまでの強気な価格設定を見直す動きが出ている」と指摘している。

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