米研究者らにノーベル生理学・医学賞 日本人受賞逃す

科学&新技術
2019/10/7 18:40
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スウェーデンのカロリンスカ研究所は7日、2019年のノーベル生理学・医学賞を米ジョンズ・ホプキンス大学のグレッグ・セメンザ教授ら米英の3人に授与すると発表した。細胞が低酸素状態に陥ったときに適応する仕組みを解明し、重い貧血やがんの治療薬開発に道を開いた。

 7日、ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった(左から)グレッグ・セメンザ氏、ピーター・ラトクリフ氏、ウィリアム・ケリン氏(ノーベルメディアのホームページより、共同)

7日、ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった(左から)グレッグ・セメンザ氏、ピーター・ラトクリフ氏、ウィリアム・ケリン氏(ノーベルメディアのホームページより、共同)

18年の本庶佑・京都大学特別教授に続く2年連続の日本人受賞はなかった。

受賞が決まったのはセメンザ氏のほか、英オックスフォード大学のピーター・ラトクリフ教授と、米ハーバード大学のウィリアム・ケリン教授。

3氏は生体内の酸素濃度の変化を細胞が感知し、遺伝子の働きを調節する仕組みを特定した。血液中の酸素が減ると、細胞は赤血球や血管を増やして、酸欠状態から回復しようとする。3氏はこの働きに関わるたんぱく質「HIF」や、関連する遺伝子を突き止めた。

授賞式は12月10日にストックホルムで開く。賞金は900万スウェーデンクローナ(約9700万円)。

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