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DeNA、乙坂が値千金の代打サヨナラ弾

9回DeNA1死一塁、代打乙坂が右越えにサヨナラ2ランを放つ(6日、横浜)=共同

2度のリードを追いつかれる苦しい流れを、DeNAの乙坂が一振りで断ち切った。代打で出た同点の九回、右越えにサヨナラ2ラン。青一色に染まった本拠地に歓喜をもたらす一撃に「こういう終わり方はちょっと想像しがたいものがあった」とラミレス監督。冷静な指揮官も珍しく、興奮さめやらぬ表情だった。

1死一塁で打席に入ると、初球にセーフティーバントの構えを見せた。「あれが効果的だった」と監督。見送って1ボールとなり、阪神の岩崎がストライクを取りにきた2球目を見逃さなかった。「ボールに対して強くコンタクトすることを考えていた」。真ん中に入った速球をどんぴしゃのタイミングで捉えた。

シーズン13勝の今永を六回、2戦連続の救援につぎ込んだものの、頼みのエース左腕は同点打を献上。再びリードを奪うも、八回からマウンドを託された抑えの山崎が九回2死から福留に痛恨の同点ソロを浴びた。

継投に綻びが出た前日からの悪い空気を払拭できないなか、データを重んじるラミレス監督が土壇場で頼ったのが「勘」だった。乙坂は同じく阪神相手に勝ち抜いた2017年のCSファーストステージ第2戦、代打で値千金の3ランを放っていた。ベンチには代打の切り札、佐野も控えていたが「あの時のフラッシュバックに襲われた。(起用は)120%フィーリング」。

チームの命運を託された虎キラーが、自身プロ初のサヨナラ弾という満点回答を出し、逆王手をかけた。シーズン最終盤の6連勝から続く阪神の勢いをひとまず止め、総力戦の第3戦に臨む。(常広文太)

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