中朝首脳、国交70年で祝電 「長期的発展を」

2019/10/6 16:30
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【北京=羽田野主】中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は6日、国交樹立70年を迎え、祝電を交わした。習氏は「金正恩氏と5回にわたって会談し、中朝関係を新たな歴史的な段階にけん引できた。両国の長期的で健全な発展を推し進めたい」と強調した。中国国営の新華社が伝えた。

中朝首脳は6月には平壌で会談した=朝鮮中央通信・共同

金正恩氏は「朝中の友誼(ゆうぎ)を強化・発展させ、朝鮮半島と世界の平和と安定を断固として維持していきたい」と訴えた。「両国の友好協力関係の全面的な復興を実現しよう」と伝えた。

中国には対米けん制のカードにも協議の呼び水にもなる北朝鮮を手元に引き寄せておく狙いがある。北朝鮮にも米国との非核化を巡る実務者協議が難航するなかで、中国を後ろ盾として利用したい思惑がある。

朝鮮中央通信によると、金正恩氏は「不敗の朝中友好は社会主義偉業の一路で、永遠に不滅だ」と強調した。習氏も「私は中朝関係の発展を高度に重視しており、金正恩委員長との相互信頼と友誼を重んじている」と述べたという。

習氏は今年6月に国家主席として14年ぶりに訪朝した。金正恩氏もこれまで4回訪中し、中朝関係を修復させようとしている。韓国の情報機関である国家情報院は9月、金正恩委員長が近く訪中して中国首脳と会談する可能性があるとの分析を明らかにしたが、現時点では実現していない。

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