スポーツ > Tokyo2020 > GO TOKYO > 記事

GO TOKYO

フォローする

体操日本女子が五輪切符 苦戦しのぎ、首の皮一枚で

Tokyo2020
2019/10/6 11:56
保存
共有
印刷
その他

東京五輪の体操女子団体総合出場枠を獲得し、涙を流す寺本明日香=共同

東京五輪の体操女子団体総合出場枠を獲得し、涙を流す寺本明日香=共同

体操の世界選手権の女子団体総合で日本は11位。8位までの決勝進出は逃したが、すでに出場権を得ている米国、ロシア、中国を除く上位9チームに与えられる東京五輪切符を獲得した。まさに首の皮一枚。昨年の6位から大きく順位を落としながらも、地元の五輪で傍観者となる屈辱はどうにか免れた。

【関連記事】日本女子、団体で五輪出場枠を獲得 世界体操予選11位

大過失とまではいかないが、小さくもないミスがポロポロと出た。床運動では畠田瞳(セントラルスポーツ)がラインオーバー、寺本明日香(ミキハウス)は着地が大きく乱れた。平均台でもあわや落下というふらつきが頻発。会心の出来が並んだのは跳馬だけだ。

それでも主将の寺本の実感は「予想通りというか、よくやった方かな。自分たちの演技はできた」。エースの村上茉愛(日体ク)が腰痛で5月の代表選考会を棄権。一時は規則を曲げて代表に加える案まで出た大黒柱の不在で、もとより苦戦は覚悟の上だった。

戦力不足を如実に示すのが、左足首を捻挫していた杉原愛子(武庫川女大)を巡るドタバタだ。首脳陣は4日前の時点で段違い平行棒と平均台の2種目出場にとどめると決めながら、翌日には状態が回復したとみて跳馬を追加。ところがいざ本番当日になるとウオーミングアップの段階で痛みが悪化し、最後の平均台は急きょ松村朱里(ジム・ネット教室)に交代することになった。

「0.1点を拾いにいかないといけない戦いになる」(田中光・強化本部長)という危機感の中で、経験豊富な杉原に頼らざるを得なかった。賭けは裏目に出たが、緊急登板となった19歳の松村が示した勝負度胸は練習のミスで涙を見せていた姿とは別人のよう。無難にまとめてチームを五輪圏内に踏みとどまらせた。

2011年大会から代表で戦い続けてきた寺本は「この9年間で不安が一番大きかったけれど、ホッとした気持ちも一番大きい。達成感は今までで一番かな」。勝ち戦とはいえなくとも、来年へと道筋をつないだ戦果は間違いなく大きい。

(シュツットガルト〈ドイツ〉=本池英人)

GO TOKYOをMyニュースでまとめ読み
フォローする

保存
共有
印刷
その他

五輪関連コラム

パラリンピック関連コラム

電子版トップスポーツトップ

GO TOKYO 一覧

フォローする
今季から3回宙返りを2本に増やした構成で挑む森=共同共同

 トランポリンの東京五輪予選を兼ねた世界選手権が28日、有明体操競技場で開幕する。五輪会場のこけら落としとなる今大会で、個人には日本から男女各4人が出場。8人による決勝に残って日本勢最上位となれば五輪 …続き (11/22)

夏の世界選手権でも欧州勢相手に食い下がった。スペイン選手(手前)をマークする志水(その右)と志賀(左端)=共同共同

 開催国として東京五輪に出場する水球男子の日本代表が、10月から異例ともいえる長期の海外遠征をスタートさせた。来年7月までに約200日間、主に欧州各国を回りながら海外チームのもとに出稽古しながら研さん …続き (11/22)

二回2死一、二塁、逆転の3点本塁打を放つ山田

 初回、先発の山口が2発を浴びていきなり3点を失った。国際大会の決勝では重すぎる、立ち上がりのビハインド。序盤に山田哲に飛び出した逆転3ランが、韓国打線に圧倒されそうな試合展開をがらりと変えた。

【関連 …続き (11/17)

ハイライト・スポーツ

[PR]