北朝鮮側声明「米、旧態依然の態度捨てず」

2019/10/6 11:29
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5日の米朝協議後に北朝鮮の金明吉(キム・ミョンギル)首席代表の声明は以下の通り。

今回の朝米実務協議は、朝米首脳会談で実現した合意に従って構想され、いくつかの難関を乗り越えるために設けられた簡単ではない対話だった。

我々は米国が正しい計算法を持って出てくることにより、朝米関係の肯定的な発展が加速されるという期待感を抱いて来た。しかし、協議は決裂した。非常に不快に思う。米国が旧態依然とした立場と態度を捨てられなかったからだ。米国が手ぶらで協議に出てきたことは、問題を解決する考えがないように見える。

核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)試射の中止、北部の核実験場の廃棄、米軍の遺骨送還など我々がとった非核化と信頼構築の措置に米国が誠意をもって応じれば、次の段階の非核化措置の本格的な議論に入れるという立場を明白にした。

シンガポールの首脳会談以降、米国は15回も制裁措置を発動し、大統領が直接中止を公約した合同軍事演習も再開し、朝鮮半島周辺に先端兵器を引き込み、われわれを公然と脅した。

我々の立場は明確だ。朝鮮半島の完全な非核化は、われわれの安全を脅かし、発展を阻害するすべての障害物が疑う余地なく取り除かれるときに可能だ。我々は米国側に交渉を中断して年末までもう少し熟考するように勧めた。失敗の原因を認めて修正し対話再開の種をよみがえらせるのか、それとも対話の扉を永遠に閉ざしてしまうのかは米国の態度に懸かっている。(ソウル=恩地洋介)

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