京アニ事件、死者36人に 新たに女性1人死亡 やけどで入院中

2019/10/5 11:08 (2019/10/5 11:28更新)
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京都アニメーションのスタジオ(京都市)で起きた放火殺人事件で、京都府警は5日、入院中だった20代の女性社員1人が4日夜に死亡したと発表した。事件の犠牲者は計36人となった。死因は広い範囲にやけどを負ったことによる敗血症性ショック。府警は女性の実名を公表しておらず「今後、ご遺族や各方面と調整の上、対応する」と説明している。他の犠牲者35人の実名はこれまで2度に分けて発表している。

京都アニメーション放火殺人事件で犠牲者の冥福を祈り献花台で手を合わせる人たち(8月、京都市伏見区)

捜査関係者は9月中旬の段階で、重体の負傷者も命の危機をほぼ脱し回復傾向にあるとしていた。女性は集中治療室(ICU)に入っており、容体は一進一退が続いていたという。

府警によると、女性は事件当時、スタジオ1階にいて玄関から外に逃げたところを救出された。事件では33人が重軽傷を負い、やけどなどの治療で現在も5人が入院を続けている。

事件では、殺人や現住建造物等放火などの容疑でさいたま市の青葉真司容疑者(41)に逮捕状が出ている。青葉容疑者自身も深刻なやけどを負って入院中。容体が安定し、会話訓練ができる程度にまで回復したとされるが、逮捕の見通しは立っていない。

事件は7月18日午前10時半ごろ発生。青葉容疑者はスタジオに侵入してガソリンをまき、火を付けた疑いが持たれている。当時、建物には社員70人がおり、無事だったのは1人だけだった。〔共同〕

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