大林組、米SRIと提携強化 建設現場の効率化で

2019/10/5 7:17
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【シリコンバレー=白石武志】大林組は4日、独立系の研究機関である米SRIインターナショナルとの提携を強化すると発表した。両社は2017年からIT(情報技術)機器を使って建設現場の検査業務を効率化する技術の開発などを進めてきた。同日付で新たな覚書を結び、今後は試作した成果物の実用化に取り組むという。

SRIとの調印式に出席した大林組の蓮輪賢治社長(左)ら(4日、米カリフォルニア州メンローパーク)

大林組は17年10月に米シリコンバレーに研究開発拠点を設け、SRIとともにタブレット端末のカメラを使って鉄筋が設計図通りに組み立てられているかどうかを検査する技術の開発などに取り組んできた。新たな覚書には両社で開発した技術の市場投入に向けた協業体制を構築することや、大林組の研究者をSRIに派遣することなどを盛り込んだ。

SRIは1970年に米スタンフォード大学から独立した非営利の研究機関で、約1500人の研究員を抱える。米国防高等研究計画局(DARPA)や米航空宇宙局(NASA)などの政府機関から研究を請け負うほか、民間企業との共同研究にも取り組んでおり、米アップルの音声アシスタント機能「シリ」の基盤となる人工知能(AI)技術を開発したことなどで知られる。

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