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ラグビー日本、巨漢集団に運動量で対抗 5日サモア戦

ラグビー日本代表は5日、ワールドカップ(W杯)1次リーグ第3戦のサモア戦(豊田スタジアム)に臨む。大会屈指の巨漢集団に対し、日本は4トライ以上で与えられるボーナスポイント(BP)もほしい。重い相手をうまく走らせ、後半に畳みかけられるか。

サモア戦を控え、調整する日本代表の選手たち

サモアは世界ランキング15位(4日現在)。潜在能力はあるが組織力は乏しい。今大会は初戦でロシアに完勝するも、スコットランドに0-34の惨敗。今回の陣容も苦しい。負傷や出場停止で主力3人が欠場。前の試合から中4日と休養も短い。

その窮状が逆に怖いとジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は警戒する。「チームが苦しいときには結束力が高まる。真っ向勝負でフィジカルな試合になると覚悟している」

日本は正反対の流れにある。アイルランドから金星を挙げた直後の試合。浮ついたままピッチに立たぬように「今週はゼロからのスタートと意識してきた」とリーチ主将(東芝)。テレビや新聞、SNSの類いも見過ぎぬよう、チームで声を掛け合う。気の緩みは心配しなくてもいいだろう。

サモアの強みは一人一人の重い当たり。J・ラムらのFW第3列やWTBフィドウのランは強烈だ。日本はアイルランド戦同様、まずは接点で対抗したい。先陣を期待されるナンバー8姫野(トヨタ自動車)は「フィジカルで負けない自信はある。どんどん前に出ることが僕の仕事」と勇ましい。パワーで対抗できれば、他は日本が勝る。スピードに攻守の戦術……。集団の力比べでも上回れそう。スクラムでは要注意の相手プロップが欠場。日本優位の可能性は高い。守備にもろさがあるモールも押せる。

最も差が出るのは後半の運動量。サモアは短い休養期間の中、9人を2戦続けて先発させる。疲労の色が濃い相手に自慢の運動量で優位に立てれば、強力なベンチ組が生きる。フッカー堀江(パナソニック)は的確な判断で好機を広げる。初出場のロック、ヘル(ヤマハ発動機)もチーム屈指の推進力を持つ。足が止まる頃合いでWTB福岡(パナソニック)に俊足でこられたら、サモアは止めるのに手を焼くはず。

「日本の時間帯」を早めるため、前半からキックをうまく使って走らせ、ガス欠を早める工夫もしたい。相手の「重さ」を逆手に取る賢い戦いで、目標の4トライ目を奪えるか。(谷口誠)

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