株、緩和トレード再び 年末高の経験則も
証券部 嶋田有
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世界景気減速への投資家の懸念が強まった割には4日の東京市場は底堅かった。背景にあるのが米連邦準備理事会(FRB)の次の一手への期待の再燃だ。景気減速の確度が高まれば「予防」ではなく「処方」として利下げに動くはず――。日本株はFRBの動向に依存しはじめている。
「円高は気がかりだが、(ここから)大きく下げる可能性は低いだろう」。10月4日に都内で開いた「投資の日」のイベントに出席した日本証券業協会の...
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