名古屋の漫画喫茶刺殺、男に懲役25年求刑

2019/10/4 18:45
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2018年5月、名古屋市中区錦3の漫画喫茶で客の男性会社員が刺殺された事件で、殺人罪などに問われた無職、稲田府見洋被告(23)の裁判員裁判の論告求刑公判が4日、名古屋地裁(神田大助裁判長)で開かれた。検察側は「理不尽に命を奪われた被害者の絶望は甚大で、無念は察するに余りある」として懲役25年を求刑した。

弁護側は最終弁論で、犯行当時は心神喪失の状態で、刑事責任能力がなかったとして無罪を主張した。

検察側は論告で、稲田被告が数分間にわたって大竹智之さん(当時35)を何度も突き刺したと指摘し、「残虐で執拗な犯行だ」と述べた。

2日の公判では、大竹さんの妻が検察官を通じ、「悲しみは何も変わらない。夫を殺した被告を決して許せない」との意見を述べた。稲田被告は被告人質問で「黙秘します」と繰り返した。

起訴状によると、稲田被告は18年5月17日夜、漫画喫茶店内で、大竹さんの顔や胸などをナイフで多数回突き刺し、殺害するなどしたとされる。

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