北海道議会自民党、新庁舎に「喫煙所」強行へ

生活
医療・健康
北海道・東北
2019/10/4 17:30
保存
共有
印刷
その他

北海道議会最大会派の自民党・道民会議は4日に開いた議員総会で、2020年1月に完成する道議会庁舎の会派控室に喫煙所を設けることを決めた。改正健康増進法の一部施行で行政機関や病院は敷地内が原則禁煙となった。自民党は道議会は立法機関で法律の対象外、として設置を強行する。

受動喫煙防止を目的とする改正健康増進法は7月から一部施行されている。新庁舎の会派控室に喫煙所を設けるのは自民党・道民会議だけで、北海道の鈴木直道知事も「税金で作るのは難しい」と公費での新設に難色を示していた。

同会派の佐々木俊雄会長は記者団に「最終的な禁煙に向けた一里塚として、今回は分煙を決断していただいた」と語り、設置コストについては寄付の意向を示している日本たばこ産業(JT)に期待した。喫煙所の管理費については「たばこを吸う人が責任を持って負担する」と述べた。

厚生労働省の2016年調査によると、北海道は成人喫煙率が全国で最も高い。自民会派を支持する道医師会の長瀬清会長が2日に記者会見し、喫煙所設置は「あしき前例になる」と自制を求めたばかりだった。

喫煙所設置に反対してきた同会派の藤沢澄雄道議は「相当の批判を浴びることを覚悟しなければならない。議員としての基本スタンスが問われた」と述べた。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]