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住友建機、インドネシアに新工場 生産能力2.5倍に

住友建機はインドネシア工場(西ジャワ州カラワン県)の油圧ショベルの工場の生産能力を、2.5倍の年2500台に拡張すると発表した。10月中に約35億円を投じて新工場を建設し、2021年1月にも稼働する。東南アジア諸国連合(ASEAN)地域では足元こそ建設機械の販売が弱含んでいるが、中長期的な需要増を見すえて能力を引き上げる。

11年に稼働したインドネシア工場を拡張する。千葉工場(千葉市)、中国工場(河北省唐山市)に続き、世界で3番目の拠点。新建屋で20億円、製造設備などに15億円を投じる。

油圧ショベルの生産設備能力は当初年間1000台だった。フル操業で1500台まで増産していた。各拠点の供給力も逼迫しつつあり、敷地スペースに余裕があったインドネシアで増産投資することを決めた。

インドネシア工場は建設・土木や林業向けの13~35トンの油圧ショベルを生産している。1割弱のシェアを握るインドネシアに加えて、タイやマレーシア、ミャンマーなどに出荷している。

インドネシアはコマツ日立建機など日本メーカーが強いが、最近では「三一重工など中国メーカーもじわじわと供給を増やしている」(住友建機)ことにも対抗する。

ASEANはインフラ投資が停滞して公共工事が先送りされ、建機需要も影響を受けている。ただ、潜在的な成長余地が大きく、シェア拡大に向けて動く。同社は千葉工場から日本や北米、オセアニア向け、中国工場は同国市場に、インドネシア工場はASEANに対して製品を供給している。今回の投資でグローバルの生産能力は、1割増の年産1万5500台になる見通し。

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