ウーバー、派遣労働者と企業を仲介 米シカゴで試験運用

ネット・IT
北米
2019/10/4 5:53
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主力のライドシェア事業赤字が続くウーバーは収益の多角化を急いでいる=ロイター

主力のライドシェア事業赤字が続くウーバーは収益の多角化を急いでいる=ロイター

【シリコンバレー=白石武志】米ウーバーテクノロジーズは、派遣労働者と企業を仲介する新たなサービスを始めた。倉庫での軽作業やビル清掃、調理などの業務が対象で、まず米シカゴで試験運用する。主力のライドシェアの赤字が続くなか、プラットフォーマーとしてのノウハウを異分野に生かして収益を多角化する狙いとみられる。

新たなサービスの名称は「ウーバーワークス」。派遣労働者らはスマートフォンのアプリを通じて自分の希望に沿った派遣先や給与額を調べ、応募できる。サービスを使って求人する企業側は一定のスキル要件を満たす人材との接点を増やし、業務の繁閑に応じて働き手を確保しやすくなる。

新サービスの提供にあたって、ウーバーは米人材派遣大手のトゥルーブルーなどと提携した。主力のライドシェアではウーバーは運転手を独立した請負労働者と位置づけているが、新サービスではトゥルーブルーが雇用主となり、給与の支払いや従業員への福利厚生などを担うという。

ウーバーの本社がある米カリフォルニア州では2020年1月に労働者保護のための州法が施行される。ネットを通じて単発の仕事を請け負う労働者らを従業員として扱うことを求めており、ウーバーの運転手に同州法が適用された場合には、同社にとって社会保障税などの負担が増える可能性が指摘されている。

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