NYダウ3日ぶり反発、追加利下げ観測の高まりで

2019/10/4 5:37
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【NQNニューヨーク=戸部実華】3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、前日比122ドル42セント(0.5%)高の2万6201ドル04セントで終えた。低調な米経済指標を受けて一時、335ドル安まで下げ幅を広げたが、米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げに動きやすくなるとの見方が強まると次第に買いが優勢となった。前日までの2日間で840ドル近く下げており、短期的な戻りを期待した買いも入った。

米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した9月の非製造業景況感指数は52.6と、2016年8月以来の低水準となった。前月より3.8ポイント悪化し、市場予想(55.3程度)も下回った。米中貿易摩擦に伴う製造業の弱含みが非製造業にも広がっているとの見方が強まり、発表直後は売りが加速した。

ただ売り一巡後は、ハイテク株中心に買いが入り、指数は上げに転じた。シカゴ金利先物市場の値動きから算出する「フェドウオッチ」では、10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決める確率が90%を超えた。米経済の減速を示唆する指標が相次ぎ、追加利下げ観測が高まったことで買いが優勢になった。

株式相場の予想変動率を示す変動性指数(VIX)が前日比で7%低下し、不安心理が高まった状態とされる20を下回ったのも株式の安心買いにつながった。

前日に売りが目立ったアップルやインテル、マイクロソフトなどに加え、エクソンモービルなど石油株、航空機のボーイングも買われた。業種別S&P500種株価指数の全11種が上昇した。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は前日比87.019ポイント(1.1%)高の7872.265で終えた。

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