EU大統領、英提案に「納得していない」

2019/10/4 5:00
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EUのトゥスク大統領=ロイター

EUのトゥスク大統領=ロイター

【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合(EU)のトゥスク大統領は3日、英国のEU離脱を巡って、ジョンソン英首相と電話で協議した。トゥスク氏は英国の離脱に関する提案について「まだ納得していない」とし、改善が必要との認識を表明した。協議後にツイッターに投稿した。EUと英国は同日、英提案に基づいてブリュッセルで実務者による話し合いを進めた。

トゥスク氏はアイルランドのバラッカー首相とも電話で話した。英領北アイルランドとの国境の取り扱いを巡る問題を抱えるバラッカー氏はジョンソン氏が2日に提案を公表してすぐさま拒否した。トゥスク氏は「我々は完全にアイルランドを支持している」と、英国との認識には隔たりがあるとの考えをにじませた。

ユンケル欧州委員長もバラッカー氏と電話で議論した。アイルランド政府の声明によると、バラッカー氏は「主要な問題が残っている」として、税関などの面で解決すべき課題があるとの見解を示した。その上でEUとアイルランドは、EUの単一市場と関税同盟を守り、北アイルランド紛争を巡る和平合意を堅持するとの認識を共有し、英国との交渉にあたることで一致した。

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