東芝、希望退職414人が応募 50億円費用計上

2019/10/3 18:30
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東芝は3日、子会社の東芝デバイス&ストレージで実施した早期退職優遇制度に414人が応募したと発表した。募集期間は7~9月で、当初予定の350人を上まわった。実施にあたり約50億円の費用が発生する。固定費の削減を進めて、苦戦が続くシステム大規模集積回路(LSI)事業の立て直しを進める。

東芝の半導体事業の2019年3月期の売上高は前期比1%減の3549億円と連結売上高の約1割を占めるが、営業利益は2億円にとどまった。自動車向けの半導体は堅調だが、システムLSIの苦戦が続いている。中期経営計画の初年度となる20年3月期は、連結全体の営業利益目標を前期比4倍の1400億円に定めており、半導体事業の収益改善が急務となっていた。

東芝は15年以降の不正会計事件や米原子炉大手ウエスチングハウスの巨額損失などにより経営危機に陥った。危機を脱するため稼ぎ頭だった半導体メモリー事業を売却した経緯がある。

(広井洋一郎)

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