サムスン、中国のスマホ生産終了へ ベトナムに移管

2019/10/3 1:17
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【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子が中国・広東省恵州市のスマートフォン工場を10月末に閉鎖する方針を示していることがわかった。中国国内での販売低迷を受けて同工場の生産規模を縮小すると6月に発表していた。サムスンはスマホの組み立て工程を中国からベトナムに移管しており、恵州の工場停止によって中国でのスマホ生産を終了する。

サムスンはスマホ生産を中国からベトナムに移管している(ベトナムバクニン省の工場)

複数の韓国メディアが報じた。サムスンはスマホを年間2億9000万台出荷する世界最大手。ただ最大市場の中国では地場ブランドにシェアを奪われ、同国内の工場稼働率は低迷していた。2018年末には天津市のスマホ工場での生産を中止しており、恵州市の工場の生産見直しも進めていた。

サムスンは中国の人件費高騰を背景に、2000年代後半から人手が必要なスマホの組み立て工程をベトナムに移管してきた。現在は同国で20万人規模を雇用しており、ハノイ市郊外の工場で組み立てられたスマホを世界中に出荷している。中国での販売不振に加えて米中貿易摩擦に対応する形でベトナムへの生産集中を進める。

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