タイホテル大手マイナー、ヘルスケアに参入

アジアBiz
2019/10/2 17:40
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【バンコク=岸本まりみ】タイのホテル大手マイナー・インターナショナルは2日、ヘルスケア分野に参入すると発表した。タイやドイツなどで先端医療クリニックを展開するシンガポールのベリタ・ヘルスケアグループと提携。まずは2020年3月末までにバンコクのホテル内にヘルスセンターを開業する。拡大する医療ツーリズム需要を取り込む狙いだ。

握手するマイナー・インターナショナルのウィリアム・ハイネキ会長(左)とベリタ・ヘルスケアグループのジュリアン・アンドリーズ最高経営責任者(CEO)

マイナー傘下のアナンタラホテルズ・リゾーツ&スパズとベリタ・ヘルスケアの合弁事業として展開する。

第1弾としてバンコクの「アナンタラ・リバーサイド・バンコク・リゾート」の敷地内に、677平方メートルのヘルスセンターを開業する計画だ。健康診断や予防医療のほか、深い睡眠を促すライトセラピーなどのサービスを提供する予定。今後はアジア太平洋地域のマイナーのホテル網に同様の医療サービスを展開することを検討する。

マイナー・インターナショナルのウィリアム・ハイネキ会長は「22年までに医療ツーリズム市場は1兆ドル(約106兆円)に成長すると予想されている」と指摘。「完璧なタイミングだ」として治療や健康診断を目的に訪れる外国人観光客の呼び込みに期待を示した。

タイは医療ツーリズムで人気の訪問先の1つ。先進国に比べて割安な料金で高度な医療サービスが受けられる点が強みだ。米ヘルシー・トラベル・メディアの推計では17年にタイを訪れた患者数は130万~180万人と世界2位、アジアでは首位だった。

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