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戸辺、消化不良の予選落ち 世界1位の跳躍見せられず

Tokyo2020
2019/10/2 7:41
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男子走り高跳び予選で2メートル29を失敗した戸辺=山本博文撮影

男子走り高跳び予選で2メートル29を失敗した戸辺=山本博文撮影

【ドーハ=渡辺岳史】陸上の世界選手権第5日は1日、ドーハで行われ、男子走り高跳び予選に世界ランキング1位として臨んだ日本記録保持者、戸辺直人(JAL)は2メートル26の全体14位にとどまり、上位12人に入れず敗退した。

2メートル29を2度失敗して追い込まれた最後の跳躍。戸辺は小気味いい助走から踏み切って宙を舞ったが、無情にもバーが体に触れて落ちた。マット上であおむけになり、顔をゆがめる。「悔しいの一言。調子も良かったし、決勝にいけると思っていた」。世界ランキング1位の力を見せられず、まさかの予選敗退となった。

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試合前から「勝負になる」と予測していた2メートル26は3度目で成功。だが、跳躍にわずかなずれが生じていたという。2メートル29の挑戦でも「踏み切り位置が定まっていない感じだった」。助走スピードを変えるなど、できる限りの修正を試みても立て直せなかった。試技数の差でわずかに予選通過ラインに及ばず、この種目で日本勢初の決勝進出を逃した。

今季は屋内で2メートル35を跳び、日本記録を13年ぶりに更新。助走歩数や踏み切りの技術的な変更が躍進を支えた。屋外シーズン前半は記録が伸び悩むも、今大会に照準を定めて調整。普段から海外を転戦してきた経験もあり、「気負うこともなく」臨めていた。

跳躍に失敗し、手で顔を覆う戸辺=山本博文撮影

跳躍に失敗し、手で顔を覆う戸辺=山本博文撮影

惜しむらくは、8月に英バーミンガムで開かれた最高峰ツアー、ダイヤモンドリーグで足を痛めて調整に狂いが出たことか。「練習や試合で磨くべき勘が薄れてしまった。その影響があったのかな」

今季は世界的に記録が低調でメダルのチャンスも十分あった。だが、2大会ぶりの世界選手権は消化不良に終わり、「本番で自己ベストやシーズンベストを出せるような調整力を磨かないといけないと強く思った」。東京五輪への課題を見つけたことは、苦い戦いで得た唯一の収穫だろう。

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