米新車市場の日本車販売0.7%減、7~9月 6四半期連続マイナス

2019/10/2 6:33
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【ニューヨーク=野村優子】トヨタ自動車など日本車メーカー6社が1日発表した7~9月の米国における新車販売台数は166万3652台で、前年同期に比べ0.7%減った。6四半期連続のマイナスだが、減少幅は4~6月の2.7%から改善した。だが、米市場では多目的スポーツ車(SUV)が人気で、日本メーカーの主力であるセダン系は伸び悩む。

7~9月の米日本車販売は0.7%減った=AP

トヨタの販売台数は前年同期比1.2%減の62万7194台だった。SUVの「RAV4」や新モデルに切り替わった「カローラ」が好調だったが、セダン系の「プリウス」や「カムリ」などは苦戦した。

日産自動車は4.8%減の32万7354台だった。値引きの原資となる販売奨励金(インセンティブ)を抑えたことが、販売減につながった。

6社のうちプラスを確保したのが、SUVが好調だったホンダSUBARUだ。ホンダの販売台数は2.4%増の42万9214台で、主力SUVの「CR-V」が大きく伸びた。SUBARUは2.9%増の18万5804台となり、主力SUV「フォレスター」が好調だった。

9月の6社の販売台数は46万3044台と、前年同月から15%減った。前年に比べて営業日が2日少なかったことに加え、レーバーデー(労働者の日)に合わせた連休商戦の初日が8月にずれ込み反動減がでた。北米トヨタのジャック・ホリス副社長は「8~9月でならせば前年並みで、一時的な変動にすぎない」と説明した。

米メーカーのゼネラル・モーターズとフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)、フォード・モーターは2日に7~9月の販売実績を発表する。

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