ロシアとイラン、ペルシャ湾安保構想を協議

2019/10/2 5:20
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【モスクワ=小川知世】イランのロウハニ大統領は1日、訪問先のアルメニアでロシアのプーチン大統領と会談し、ペルシャ湾を巡る地域独自の安全保障構想について協議した。両大統領はあらゆる領域で関係を強化する方針を確認した。米国と対立するイランが国際社会で孤立を深めるなか、連携をアピールした。

首脳会談に臨むイランのロウハニ大統領(左)とロシアのプーチン大統領(1日、エレバン)=ロイター

イラン大統領府によると、ロウハニ師は会談でペルシャ湾やホルムズ海峡を航行する船舶の安全について「地域国家の参加によってのみ達成される」と述べた。米国が国際的な有志連合を組織する動きをけん制し、イランが提案する独自の安保構想について説明した。ロシアも独自の安保構想を提唱しており、両国で連携を探るとみられる。

ロウハニ師はイラン核合意の維持に向けてロシアが重要な役割を果たすと強調した。プーチン氏は核合意履行を促すためにロシアがあらゆる努力をしていると応じた。

会談に先立ち、ロウハニ師はアルメニアで同日開かれたロシア主導の自由貿易圏「ユーラシア経済同盟」の首脳会議に来賓として参加した。イランはロシアと安保、経済の両面で結びつきを強め、米国に対抗を図る。ロシアも中東情勢への影響力を誇示する構えだ。

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