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米中閣僚協議は10日から、米高官が明言 ワシントンで

【ワシントン=鳳山太成】ナバロ米大統領補佐官は1日、来週ワシントンで開く米中の閣僚級協議について10日から始まると明らかにした。7月末に上海で開催して以来となる。トランプ米政権は10月15日に2500億ドル(約27兆円)分の中国製品への制裁関税を現在の25%から30%に引き上げる構えをみせており、その前に妥協点を見いだせるかが焦点となる。

米中閣僚級協議は7月末に上海で開いて以来となる=ロイター

ナバロ氏は米FOXビジネステレビのインタビューで、10日に中国の劉鶴(リュウ・ハァ)副首相が米国を訪れると明言した。米国側は交渉責任者を務める米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表と、ムニューシン米財務長官が参加する。会合は2日間開かれる見通し。

協議では農産品など中国の輸入拡大策のほか、知的財産権侵害や産業補助金など中国の構造問題について仕切り直して話し合う見通しだ。両政府は9月19~20日にワシントンで次官級協議を開いており、その結果を踏まえて交渉に臨む。

米政権は10月15日に発動済みの第1~3弾の関税を引き上げるほか、12月15日に制裁関税「第4弾」の残りを発動する予定だ。協議で進展がなければ、関税の応酬が再開して貿易戦争が激しくなる恐れがある。

米中両政府は7月末に閣僚協議を開いたが、成果はなかった。トランプ政権はその後、制裁関税を引き上げたり中国を「為替操作国」に指定したりするなど強硬姿勢に転じた。

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