水戸―つくば間で高速バス増便 交流増へ実証運行開始

2019/10/1 19:38
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茨城県は1日、水戸―つくば間の高速バスを増便する実証運行を始めた。鉄道で直通していないなど交通アクセスが良くない両エリアを結び、県内外からの交流人口を増やしたい考えだ。記念式典で大井川和彦知事は「(県内に)大都市がない中で、いかに発展のきっかけをつかむかという点で重要だ」と実証運行の意義を強調した。

従来は平日のみ1日2往復運行してきたが、増便後は平日に同8往復、土日祝同4往復となる。朝夕の通勤・通学時間帯の運行頻度を増やしつつ、日中や夜間の需要にも対応する。茨城空港(同県小美玉市)とつくばを結ぶ路線も毎日1日2往復から同3往復に増やす。関東鉄道(同県土浦市)と関鉄観光バス(同)が運行する。

県内では水戸市、つくば市の順で人口が多いものの、両市をつなぐ「都市インフラは脆弱」(大井川知事)な点が課題となっている。通勤・通学に加え、観光や夜間消費といった新たな需要も喚起し、両地域間を中心とした活性化を目指す。

県は「2~3年ほど実験を継続し、事業者の自主運行につなげられれば」(交通政策課)と期待する。

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