山形の平田牧場、養豚農場でJGAP認証取得
食肉・外食事業を展開する平田牧場(山形県酒田市)は、酒田市の養豚農場で食の安全や環境保全に関する日本版認証「JGAP」を取得した。

全国11農場のうち、平田第一と同第二の2カ所で取得した。全農場で取得する予定はないが、品質管理のノウハウを他の農場にもひろげていくという。
JGAPは東京五輪・パラリンピックの食材提供基準にもなっている。養豚生産部門は2009年に品質管理の国際規格ISO9001を取得しているが、JGAPに切り替えることにした。「もともと管理基準が厳しく特別な対応はしていない」(同社)というが、認証に合わせて設備の一部を更新した。
養豚業界では関東にも感染が広がった豚コレラの拡大が懸念されており、国の補助事業を使った防護柵の設置も進めていくという。