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コロワイド、大戸屋HDの筆頭株主に 創業家の持ち株取得

大戸屋HDは既存店の苦戦が続いている

外食大手のコロワイドは1日、定食店を展開する大戸屋ホールディングス(HD)に出資したと発表した。発行済み株式の18.67%を大戸屋HDの創業家から同日付で取得し、大戸屋HDの筆頭株主になった。取得額は約30億円。今後、大戸屋HDに向け調達網や物件開発などでの協業を提案し「両社の企業価値向上を実現する」(コロワイド)としている。

コロワイドは「フレッシュネスバーガー」などを傘下に収め、規模を拡大してきた

コロワイドは大戸屋HDの創業家である三森三枝子氏、息子の智仁氏の所有するほぼ全株式を取得した。大戸屋HD側は「現時点ではコロワイド側とは何の協議も設けていない。今後、提案を受け次第、対応を検討する」としている。

居酒屋を中心に展開してきたコロワイドはこれまで焼肉店「牛角」、回転すし店の「かっぱ寿司」、ファストフードの「フレッシュネスバーガー」などの運営会社をM&A(合併・買収)で傘下に収めながら規模を拡大してきた。2019年3月期の連結売上高は前の期比0.7%減の2443億円。

今回の出資は大戸屋HDとの協業を前提としている。ただ、今後の交渉の進展次第では、大戸屋HD株を追加で取得し、経営への影響力がより強い持ち分法適用会社にする可能性もある。

大戸屋HDは足元で既存店売上高が前年割れを続けるなど苦戦している。19年3月期の連結売上高は2%減の257億円、連結営業利益は35%減の4億円だった。2期連続の営業減益で、立て直しが急務となっていた。

コロワイドに株式を譲渡した大戸屋HDの創業家は、17年に智仁氏の処遇などを巡り経営陣と対立していた。今回、創業家が株を売却した理由はコロワイドも大戸屋HDも明らかにしていない。

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