8月の求人倍率、横ばいの1.59倍 新規求人数は減少

2019/10/1 9:51
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厚生労働省が1日発表した8月の有効求人倍率(季節調整値)は前月から横ばいの1.59倍だった。低下に歯止めがかかったが、足元の新規求人数は落ち込んだ。総務省が同日発表した8月の完全失業率は前月と同じ2.2%。卸売業など一部業種の雇用に陰りがみられるものの、総じて堅調な情勢が続いている。

有効求人倍率はハローワークで仕事を探す人に対し、1人当たり何件の求人があるかを示す。7月まで3カ月連続で低下していたが8月は下げ止まった。正社員の有効求人倍率は1.14倍と前月から横ばい。雇用の先行指標となる新規求人倍率は前月から0.11ポイント上昇し2.45倍だった。

8月の新規求人数は前年同月比5.9%減の91万7772人。教育・学習支援業(1.5%増)を除く全産業で減った。特に米中貿易摩擦の影響で製造業は15.9%減と減少幅が最も大きく、7カ月連続で減った。

就業者数は前年同月比69万人増の6751万人。このうち正社員数は同18万人減の3497万人と4年9カ月ぶりに減少した。特に卸売・小売業で27万人減と減り幅が大きい。完全失業者数は同13万人減の157万人と、3カ月連続で減少。完全失業率は1992年10月以来の低水準が続いている。

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