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挾間美帆、デンマーク名門ビッグバンドの首席指揮者に

米国を拠点に活躍するジャズ作編曲家、挾間美帆が10月にデンマークラジオ・ビッグバンド(DRBB)の首席指揮者に就任した。DRBB首席指揮者はこれまでサド・ジョーンズ、ボブ・ブルックマイヤーら、米ジャズ界で指折りの作編曲家が務めた名誉あるポスト。挾間は「55年の伝統を誇る世界屈指の名門バンドと新しい音楽の旅ができるのが楽しみ」と抱負を語っている。

DRBBは1964年設立のデンマーク国営ラジオ局の直営楽団が前身。2017年に開催したフェスティバル、東京ジャズの「JAZZ100年プロジェクト」に招かれて出演した時、ディレクターを務めた挾間の仕事ぶりが楽団員の信任を集め、今回の起用につながった模様だ。11月22日の就任記念コンサートに先駆けて、10月には韓国のジャズ祭に出演するほか、ギターの名手ジョン・スコフィールドを客演に迎えて北欧でのコンサートにも出演する。

挾間は国立音楽大学を経てマンハッタン音楽院大学院でジャズ作曲を専攻。現在は米ニューヨークを拠点に活動している。バイオリン2本とビオラ、チェロの弦楽四重奏のほか、ホルンやビブラホンなども加えた変則的な13人編成の管弦楽団「m_unit(エムユニット)」を率いて作品発表を続ける。一方、メトロポール・オーケストラ・ビッグバンド(オランダ)、WDRビッグバンド(ドイツ)といった欧州の名門ビッグバンドからも招かれて共演している。

ジャズの主流ともいえる2~5人編成のコンボが即興演奏に比重を置くのに比べ、アンサンブルを聴かせどころとするビッグバンドはどちらかといえば傍流で、作編曲家には光が当たりにくかった。そんな逆境下でも挾間は米音楽専門誌「ダウンビート」で「ジャズの未来を担う25人」に、ニューズウィーク誌日本版でも「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれており、躍進中だ。

(岡松卓也)

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