ファミマなど、岡山で30キロの長距離ドローン配送実験

2019/9/30 18:41
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エアロジーラボが開発するドローンのイメージ。ハイブリッド型のため30キロ飛行できるという

エアロジーラボが開発するドローンのイメージ。ハイブリッド型のため30キロ飛行できるという

レイヤーズ・コンサルティング(東京・品川)やファミリーマートなどは30日、10月1日から岡山県和気町でドローン(小型無人機)を使う長距離配送などの実証実験を始めると発表した。同町では高齢化と人口減少が進んでおり、ドローンで「買い物難民」の解消に取り組む。人の目が届かない範囲で補助者を置かずにドローンを30キロ飛ばす実験は珍しい。

実験では2020年1月末までの4カ月間、和気町の3地区にドローンを飛ばす。週に3回、事前に電話やスマホアプリで注文を受けた商品を各地区のヘリポートに届ける。対象地区に住む65世帯の約150人はファミリーマートのおにぎりや総菜など、計200品目を購入できる。実験のため、住民に送料の負担はない。

ドローンの機体はスタートアップのエアロジーラボ(大阪府箕面市)が開発した。ガソリンなどの混合油を使うエンジンで発電するとともにバッテリーも搭載するハイブリッド型で、最長で3時間連続して飛べるという。

今回の実験で運ぶ荷物は5キログラムまでで、1時間15分程度の飛行時間を想定している。出発地点からの往復距離は30キロで、その間燃料の追加やバッテリーの交換は必要ない。

ドローンは遠隔からモニターで監視し、事前に設定した航路を飛ぶ。機体の制御にはNTTドコモが提供するWi-Fiや携帯通信網を使う。配送のほかに、コニカミノルタはエアロジーラボのドローンにセンサーを搭載し、稲の生育状況を監視する実験もする。

(山田遼太郎)

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