立民、共同会派で共闘重視鮮明 れ新の存在を意識

2019/9/30 21:30
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立憲民主党は9月30日、国会内で党大会を開いた。枝野幸男代表は国民民主党などと共同会派を組むことを踏まえ「大きな構えで国会論戦に臨む」と述べた。4日召集の臨時国会を間近に、同会派を軸にした共闘を前面に打ち出した。

立憲民主党大会であいさつする枝野代表(30日、参院議員会館)

昨年の党大会に出席しなかった連合の神津里季生会長も顔を見せた。「緊張感のある政治体制の実現のために二大政党的運営が目指されるべきだ」と野党結集に期待を寄せた。衆参両院で会派をともにする国民民主党の玉木雄一郎代表、社民党の又市征治党首、衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」の野田佳彦代表も出席した。

2017年の前回衆院選直前に結党した立民は3日、設立から丸2年を迎える。枝野氏は党大会で「ベンチャー政党である現実と、政権交代を実現するという役割とのギャップと矛盾に苦慮してきた」と明かし、政権交代に向けて共闘重視の方針を示した。

背景にあるのはれいわ新選組の存在だ。7月の参院選では228万票を獲得し2議席を得た。2カ月以上たっても勢いを維持しているとみる。山本太郎代表は消費税の将来的な廃止を訴えて全国を行脚する。共同会派の規模を活用して国会での発信力を強化し、れいわをけん制する。

党大会で決定した今後1年間の活動方針では次期衆院選について「政治の大きな転換点にしなければならない」と指摘した。枝野氏の下に政権構想チームを設置することも盛り込んだ。衆院選の小選挙区での勝利に向けて野党間の調整を含めた候補者擁立作業を加速する。女性候補者は3割を目標として擁立作業を進める。党の財政基盤強化のためクラウドファンディングを積極的に活用する考えも示した。

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