米フォーエバー21が破綻 日本など40カ国から撤退

2019/9/30 12:30
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フォーエバー21はネット通販との競争で集客力が低下した(米ニューヨークの店舗)=ロイター

フォーエバー21はネット通販との競争で集客力が低下した(米ニューヨークの店舗)=ロイター

【ニューヨーク=中山修志】米カジュアル衣料大手のフォーエバー21は29日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請して経営破綻した。米アマゾン・ドット・コムなどネット通販企業に押されて経営が悪化していた。日本や欧州などの約40カ国から撤退し、規模を縮小して事業を続ける。

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同社はカリフォルニア州ロサンゼルスに本社を置き、全米と欧州、アジアなどグローバルで約800店を構えている。郊外の大型商業施設を中心に出店してきたが、ネット通販との競争激化や消費者の嗜好の変化により集客力が低下した。

日本やカナダ、欧州の大部分の地域から撤退し、米国やメキシコなど一部を残して店舗網を縮小する。米国内でも200店近くを閉鎖し、店舗数はほぼ半減する。

日本には婦人衣料の三愛グループと組んで2000年に進出したが、1年あまりで撤退。09年に日本法人を設けて再進出し、東京や大阪などに14店を設けた。日本の全店は10月末で営業を終了する。

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