シラク氏に仏市民らお別れ 「最良の大統領」へ長い列

2019/9/30 9:01
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【パリ=共同】26日死去したフランスのシラク元大統領に市民らが最後のお別れをする機会が29日設けられ、小雨が時折降る中、各地から訪れた人々がひつぎの置かれたパリのアンバリッド(廃兵院)へ長い列をつくり、死を悼んだ。来訪者が多く、アンバリッドは一晩中開館すると決めた。

 29日、パリのアンバリッド(廃兵院)で、シラク元大統領への最後のお別れに並ぶ市民ら(ロイター=共同)

29日付のジュルナル・デュ・ディマンシュ紙は、1958年に始まった第5共和制で最良の大統領は誰かを尋ねた世論調査で、シラク氏が第2次大戦の英雄ドゴール氏と並んで30%を獲得し、1位になったと伝えた。

シラク氏のひつぎは29日、パリの自宅から車でアンバリッドに運ばれた。市民らは、笑顔で手を振るシラク氏の写真の前に置かれ国旗が掛かったひつぎに向かい、祈りをささげた。

約4時間待ったという女性はフランスのテレビの取材に「来なければいけないと感じた。シラク氏は人々を愛した。私たちが来ることを期待している」と話した。南東部グルノーブル近くから来たという人もいた。

世論調査では、ドゴール、シラク両氏にミッテラン氏(17%)、マクロン、サルコジ両氏(いずれも7%)が続いた。

30日は国民哀悼の日とされ、パリ中心部のサンシュルピス教会で国葬が営まれる。

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