イエメンの親イラン勢力、サウジへ攻勢 過去最大の攻撃か

イラン緊迫
2019/9/29 18:41
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【ドバイ=岐部秀光】イエメンの親イラン武装勢力フーシが、対立するサウジアラビアへの攻勢を強めている。フーシの軍事スポークスマンは28日、無人機とミサイルなどによるサウジ南部のナジュラーン州への攻撃により、「3つの旅団を壊滅させ、多数のサウジ兵士を拘束した」と発表した。

フーシはサウジへの攻撃を繰り返している(21日、イエメン首都サヌアで銃をかかげるイエメンの親イラン武装勢力フーシ)=ロイター

各種報道によると、数百人から数千人規模で拘束されたという。サウジ当局はこれを確認していないが、事実ならフーシが過去最大規模のサウジ攻撃をしかけたことになる。

14日にサウジ東部の石油施設に大きな被害をもたらした攻撃についてもフーシは実行を発表したが、同攻撃についてはサウジや米国のほか、欧州諸国も攻撃にイランが関与したと主張している。

2014年から続くイエメン内戦は、サウジが15年にハディ暫定政権を支援してアラブ首長国連邦(UAE)とともに軍事介入した。内戦はイランとサウジの代理戦争の様相を強めている。イランをめぐる緊張が高まるなか、より大規模な軍事衝突の発火点となるおそれがある。

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