パキスタン首相、インドに警告「私なら銃を取る」
カシミール問題で

2019/9/28 3:17
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【ニューヨーク=大島有美子】パキスタンのイムラン・カーン首相は27日、国連総会の一般討論演説で、インドがカシミール地方の自治権を剥奪したことについて「私なら銃を取るだろう」と警告した。現状を「最も重大な局面にある」としてパキスタンが報復措置を辞さない姿勢であることを強調した。

パキスタンのイムラン・カーン首相(27日、ニューヨークの国連本部)=国連提供

カシミール地方では外出禁止が続いている。カーン首相は「人々が外出すれば大量の殺りくが起こるだろう」と述べ、インドがカシミール地方に送る軍を増やし続けていることを糾弾した。インド軍が同地方で非人道的な行為を働いているとし、「このような屈辱に耐えられるだろうか、私なら銃を取るだろう」と述べた。

カーン氏は「最悪の事態に備えておいた方がいいだろう」とも警告した。「核保有国同士が戦えば、国境を越えた結果をもたらす」とした。こうした事態を避けるために「国連に責任がある」とも述べた。「(国連が)カシミール地方の自治権を認めた。国連にとっても試練だ」と強調した。国連安保理は8月、約50年ぶりにカシミール情勢に関して緊急会合を開催している。

インドのモディ首相も同日演説したが、カシミール問題には触れなかった。

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