8月の米PCE物価コア 1.8%上昇 7カ月ぶりの高さ

2019/9/27 21:46
保存
共有
印刷
その他

【ワシントン=長沼亜紀】米商務省が27日発表した8月の個人消費支出(PCE)統計によると、米連邦準備理事会(FRB)が金利政策の判断で重視するPCE物価指数は、前年同月比1.4%の上昇にとどまった。しかし、変動の激しい食品とエネルギーを除くコア指数は1.8%上昇。1月以来7カ月ぶりの高い伸びとなり、物価上昇圧力がやや強まったことを示した。

米PCE物価のコア指数(前年同月比)は、7カ月ぶりの高い伸びとなった=AP

PCE物価指数の上昇率は前月と変わらず、FRBが目標とする2%を10カ月連続で下回った。コア指数も2%を8カ月連続で下回ったが、上昇率は前月から0.1ポイント高まり、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(1.7%程度)も上回った。

前月比ベースではPCE物価指数は横ばい、コア指数は0.1%の上昇だった。エネルギーと製品の価格は下がったが、サービスが上昇した。

同時に発表されたPCE(季節調整済み、年率換算)は、前月比0.1%増加した。伸び率は前月から0.4ポイント縮小し、3月以降力強かった個人消費が鈍化したことを示した。個人所得は前月比0.4%増加し、伸び率は前月から0.3ポイント高まった。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]