長野・栄村の秋山郷、地域住民によるタクシー事業

2019/9/27 17:14
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長野県栄村は秘境として知られる温泉地「秋山郷」で、地域住民が自家用車でタクシー業務を担う「山タク」を10月1日から始める。村がタクシーの配車を受け付け、運転手として登録している住民が迎えに行く。秋山郷は既存のタクシー会社が常駐しておらず、交通が不便だった。住民が運転手を担い、観光客や高齢者の利便性を高める。

タクシー・バスの空白地帯で自家用車による旅客運送を認める政府の「自家用有償旅客運送制度」を活用する。登録している運転手は現在9人。村が利用者から予約の電話を受け、手配する。

利用料金は迎車料300円に加え、1キロあたり200円。栄村地域のタクシー料金は初乗り(1458メートル)700円で、288メートルごとに100円の加算運賃となっている。

売り上げは全額運転手の収入となる。乗車地は秋山郷内限定で、降車地も村内や隣接する新潟県津南町の一部に限る。

秋山郷は温泉のほか、登山や紅葉狩りなどの観光客が訪れる。宿泊施設と観光地の間の移動手段を充実させ、観光振興につなげる狙いもある。

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