新潟の老舗酒造、吉乃川 10月に観光施設開業

2019/9/27 16:36
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老舗酒造の吉乃川(新潟県長岡市)は10月5日に同市内に開設する観光施設の概要を発表した。1000円で8銘柄を試飲できる日本酒バーのほか、つまみも提供する。酒造用具も展示し、醸造文化を幅広く知ってもらう。観光客や訪日外国人が日本酒に接する機会を増やし、吉乃川のファンづくりにつなげていく。

10月5日に開設する吉乃川の観光施設「醸蔵」

観光施設の名称は「醸蔵(じょうぐら)」。1923年ごろ建設され、瓶詰め工場や蔵人の宿泊施設として使っていた「常倉(じょうぐら)」に約2億8000万円を投じて改装した。一部2階建てで、日本酒の講座や試飲会などを開けるセミナールームも設けた。運営は同社が5月に全額出資して設立した「吉乃川コミュニケーション」が担う。

吉乃川は室町時代の1548年に創業した新潟県内最古の酒蔵だ。しょうゆや味噌などの醸造会社が集まる長岡市摂田屋地区にあり、市は同地区の象徴でもある個性的な建築物「機那サフラン酒本舗」の再整備計画を進めている。同社は周囲の地域資源との相乗効果により、将来の来場者を年間2万~3万人と予想し、日本酒需要の喚起につなげたい考えだ。

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