NTT東とJA全農、農作業の安全管理の実証実験

2019/9/27 14:16
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NTT東日本は27日、全国農業協同組合連合会(JA全農)と共同で、あらゆるモノがネットにつながるIoTを活用した農業従事者の安全管理の実証実験を開始すると発表した。腕時計型端末を使って農業従事者の心拍数などをチェック。しきい値を超えた場合、管理者に通知し農場で働く人たちの健康を守る。2020年度末までのサービス化を目指す。

実証実験に使う「LPWA」通信機能に対応した腕時計型端末

腕時計型端末で収集した農業従事者の移動状況なども管理者が確認できる

実証実験はJA全農が直営する大規模農場「ゆめファーム全農こうち」(高知県安芸市)で10月から実施する。施設面積は約1ヘクタールと広大で施設内は高温多湿となる。農業従事者の健康管理と、働きやすい環境の実現が課題になっていたという。

実証実験に使う腕時計型端末は、省電力で広域な無線通信ができる「LPWA」の通信機能を持つ。装着者の心拍数や施設内での移動状況などを取得可能で、こうしたデータをクラウド上にアップロード。パソコンやタブレットを使って管理者が確認できるようにする。

NTT東日本は農業の課題解決に向けたビジネスに力を入れている。7月には自ら農作物の栽培を手掛け、農業の課題解決に向けたサービス提供を目指す農業法人、NTTアグリテクノロジー(東京・新宿)を設立した。今回の実証実験はNTTアグリテクノロジーも協力する。

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