ウクライナ疑惑の告発状要旨「大統領、介入を要請」

2019/9/27 12:43
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告発状で疑惑の中心的人物とされたジュリアーニ氏=ロイター

告発状で疑惑の中心的人物とされたジュリアーニ氏=ロイター

米下院の情報特別委員会が26日に公表した、トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領との電話協議を巡る内部告発状の要旨は次の通り。

複数の米政府高官から(トランプ)米大統領が2020年の米国の(大統領)選挙で、外国からの介入を求めるために(大統領)オフィスの力を使っているという情報を受け取った。この介入には米大統領の国内の主要な政敵の1人を調査するために外国に圧力をかけることが含まれる。大統領の顧問弁護士である(元ニューヨーク市長の)ジュリアーニ氏がこの中心人物だ。バー司法長官も関与しているようだ。

過去4カ月間、6人以上の米当局者がこの件に関連するさまざまな事実を私に知らせてきた。複数の職員が互いに矛盾のない事実を語ったため、同僚の説明が信頼できるものであると分かった。

7月25日の早朝、大統領はウクライナのゼレンスキー大統領と電話で話した。複数の政府当局者によると大統領はあいさつの後の残りの時間を個人的な利益を図るために使った。大統領選での再選に向け支援するようウクライナ指導者に圧力をかけようとした。ホワイトハウス当局者によると、トランプ氏は電話でバイデン前副大統領とその息子の活動を調査するよう圧力をかけた。

電話の数日後、私は複数の米当局者から、ホワイトハウスの高官が電話の全記録、特に作成された公式の逐語録を封印するために介入したことを知った。この行動で、ホワイトハウス職員が通話内容の重大さを理解していると分かった。

ホワイトハウスの職員は、ホワイトハウス法律顧問よりコンピューター・システムから電子記録を削除するよう指示されたと言った。記録は特に機密性の高い情報の保存と処理に使用する別の電子システムに移された。

5月中旬以降、複数の米政府関係者から、ジュリアーニ氏がウクライナの政府関係者と連携し、国家安全保障の意思決定プロセスに介入していることなどに深い懸念があると聞いた。ゼレンスキー氏が正式に大統領に就任すると、ジュリアーニ氏はウクライナの政府要人らと面会を重ねたことが報じられている。

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