日韓外相初会談、未来志向を共有

2019/9/27 6:30
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【ニューヨーク=宮坂正太郎】茂木敏充外相と韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は26日午後(日本時間27日未明)、米ニューヨークで会談し、未来志向の日韓関係の重要性を共有することで一致した。外相同士など外交当局の意思疎通を続ける方針も確かめた。元徴用工問題などを巡っては両氏が日韓それぞれの立場を述べ、議論は平行線だった。

国連本部で演説する茂木外相(25日、米ニューヨーク)

茂木氏が外相に就任してから日韓外相が会談するのは初めて。茂木氏は「北朝鮮問題などへの対応で日韓、日韓米の緊密な連携が今ほど重要なときはない。未来志向の日韓関係を築いていくべきだ」と呼びかけた。康氏は「河野太郎前外相と同様に茂木外相とも良い対話を続けていきたい」と応じた。両氏は北朝鮮問題などで日韓が連携する方針も確認した。

会談は予定した20分間を超え、約50分間続いた。多くの時間を通訳だけを交えた外相間の一対一のやりとりに充てた。

元徴用工問題や日韓両国の相手国への輸出管理の厳格化、韓国による日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄決定など、日韓の懸案事項についても話し合った。日本外務省によると「お互いの立場を述べた」という。日本側は元徴用工問題に関し、韓国大法院(最高裁)が日本企業に賠償を命じた判決は国際法違反だとして、韓国政府に対応策を講ずるよう求めたもようだ。

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