米、キューバ前議長に制裁 ベネズエラ支援などで

2019/9/27 4:52
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【ニューヨーク=丸山修一】米国務省は26日、キューバのカストロ前国家評議会議長に対し、国内外での様々な人権侵害行為に関与しているとして、制裁対象にすると発表した。同氏の子供を含め米入国を禁じる。トランプ米政権はベネズエラ問題も絡み、接収資産を巡る訴訟も解禁するなどキューバへの制裁を歴代政権以上に強めている。

キューバのカストロ前国家評議会議長=ロイター

国務省は声明でカストロ氏がベネズエラで独裁的な統治を続けるマドゥロ大統領を支援し、同国での拷問を含む様々な人権侵害行為に関わっていると非難した。

オバマ前大統領時代に米国はキューバとの関係を改善させ、国交回復まで実現させた。しかしトランプ政権は一転して制裁強化に乗り出した。混乱を避けるために歴代大統領が凍結してきたキューバ政府による接収資産を巡る国内での訴訟も解禁し、米国企業だけでなく欧州を含めた外国企業も訴えられている。

一方、米はベネズエラのマドゥロ政権に対しても制裁を強化している。25日には同政権の複数の政府高官とその家族に対して米への入国を禁止する措置を発表している。

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