米、サウジに200人増派 防空体制を強化

2019/9/27 4:29
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【ニューヨーク=中村亮】米国防総省は26日、サウジアラビアの防空体制を強化するため米兵200人を追加派遣すると発表した。ミサイル防衛システム「パトリオット」のほか、ミサイルや航空機の位置を探知するレーダーシステムの運用を増やす。米政権はサウジの石油施設がミサイルや無人機で攻撃されたとみており、サウジの防衛力強化を進める。

エスパー国防長官はサウジと軍事協力を強める考えを示していた=AP

国防総省は声明で「サウジの防空体制やミサイル防衛を強化して重要な軍事施設や民間インフラを守る」と強調した。情勢に応じて、地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)などを追加する考えも示した。エスパー国防長官は20日にサウジ増派を発表し、詳細を詰めていた。

14日に起きた石油施設攻撃では米国のミサイル防衛システムが機能しなかった。攻撃に使われたとみられる巡航ミサイルや無人機は低空飛行する特徴があり、探知が難しい。今回の増派でミサイルや無人機による攻撃への防衛力が飛躍的に上がるかどうかは不透明だ。

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