トヨタ、中国車大手の一汽・広汽と燃料電池車で提携

アジアBiz
2019/9/26 23:51
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トヨタは中国で提携先を増やして燃料電池車(FCV)の早期普及を目指す(水素を燃料に走るトヨタのFCV「ミライ」)

トヨタは中国で提携先を増やして燃料電池車(FCV)の早期普及を目指す(水素を燃料に走るトヨタのFCV「ミライ」)

【広州=川上尚志】トヨタ自動車は26日、中国自動車大手の第一汽車集団、広州汽車集団とそれぞれ、燃料電池車(FCV)の開発で提携したと発表した。環境問題を解決するための次世代車の一つとして、中国では政府や企業がFCVへの関心を高めている。トヨタはすでに北京汽車集団とFCVで提携済みで、協業先を増やして早期の普及を目指す考えだ。

今回の提携は、FCVを共同で開発するほか、車の電動化やコネクテッドカー(つながる車)の分野が主な対象になる。ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)などはさらなるコスト削減を目指し、人材の交流も進めていく方針だ。

トヨタは第一汽車とは天津一汽トヨタ(天津市)、広州汽車とは広汽トヨタ(広州市)の合弁会社を設け、中国で自動車の生産・販売を手掛けている。2018年にはガソリン車を中心に約147万台の新車を販売し、17年比で1割強伸びた。

トヨタは14年に世界初の量産FCVを発売し、15年にはFCVの関連特許の開放に踏み切った。ただ水素関連のインフラ整備などが課題で、現状は想定通りの普及には至っていない。北京汽車や中国・清華大学系企業のほか、現地の自動車大手2社と新たに組み、開発を加速する考えだ。

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